職人さんらしく作務衣で練習渋谷区では、ふれんどさんを中心とした匠の候補生たちと、「竹骨貼り」の練習をしています。
今日は映像の撮影に来ていただいたので、カッコよく演出できないかと藍色の作務衣を持って行きました。普段はおとなしい人も袖を通すと気持ちが切り替わるらしく、作務衣をまとって背筋を伸ばして嬉しそう。
「お!かっこいい!」と言われると、笑みがこぼれます。回を重ねるごとに着実に上達していて、最初は思うようにできずイラつきを見せていた人も、1枚全部を貼ろうと集中して真剣に取り組んでいました。サポートなしでうちわ1枚100本の竹骨を30分程度できれいに貼れる、ザ職人も誕生してきています。
いつもは目も合わせてくれないのに、1枚を貼り終えると、目の前にやって来て満足そうなドヤ顔を見せてくれます。「持ち手磨き」にも初めて挑戦してみましたが、ふれんどさんは木工磨きに慣れているので、コツをすぐに掴めた様子。
まずは、自分たちで貼りも磨きも完成させた作品を仕上げることが目標です。